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パーマカルチャー探訪記 #7 Delhi Village

2014年8月13日

8月3日、ニュージーランド北島ワンガヌイにあるエコビレッジ”Delhi Village”に行ってきました。

公式サイトはこちら。
http://www.delhivillage.org.nz

ワンガヌイは人口4万人ほどの街で、このDelhi Villageはちょうどその中心部から10分ほどの、緑の丘に囲まれた住宅街の外れに位置しています。エコビレッジ系コミュニティの中では珍しく看板がないので最初は迷うかもしれませんが、住所(66 Delhi Avenue, Whanganui)どおりに行き、坂道を登って正面に羊のいる緑の丘が見えればそこがDelhi Villageです。場所はこちら。

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今回お話を伺ったのはここにお住まいのジョンさん夫妻。このコミュニティは、2008年に彼らが別の土地から移り住む際に、持続可能(サスティナブル)なコミュニティを一緒に作りたい友人を集めて共同で出資することで誕生したそうです。自然エネルギーを有効に使い、ものごとが効率的に循環するような仕組みであるパーマカルチャーがベースになっています。

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土地は12.8ヘクタールで、これをいくつかの専用区画(土地+住居)と共用区画(牧草地・排水濾過用地)に分けて10世帯で所有しています。もともとは酪農場で、その頃からあった住居が3軒(2軒を巨大なクレーンで家ごと場所を移動、1軒はそのまま)、新しく建てている家が1軒。2014年8月現在は土地がすべて埋まり、新しく住人の受け入れはしていないそうです。

このコミュニティ内での仕事はなく、それぞれの住人がそれぞれの仕事を持ち、家計も独立しています。

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住人のミーティングスペース。このコミュニティにもリーダーはおらず、住人同士の話し合いでものごとが決まります。アルコールやタバコもOKです。

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肥料をつくるコンポスト。

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毎週土曜日に開かれるマーケットで手に入れたという紅茶をいただきました。

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トイレやキッチンからの排水を濾過・自然分解するための沼。

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ビレッジ内の畑や果樹園では住人の食料の25%がまかなえています。ほとんどはオーガニックですが、住人が高齢化していることもあり、作業が難しいときは軽く除草剤を使うこともあるそうです。

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ジョンさん宅の庭。露天薪風呂があります。

テクノロジーの受け入れ方、牧草地が大半を占める土地、そしてコミュニティでありながらも「共同体」という感じがしない、つまり個人でコントロールしているものがほとんど…ということを考えると、Otamatea Eco Village(NZ北島)に似ている印象でした。

Delhi Village
66 Delhi Avenue, Whanganui, New Zealand
http://www.delhivillage.org.nz

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筆者プロフィール
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小山和音(こやま・かずね)

オランダ在住の音楽家。「評価しない・教えない・自分たちで作る」にフォーカスしたオンラインの音楽学校、音声や音楽に特化したソフトウェア開発、音や音楽を扱うワークショップや講座、音楽レッスン、作曲・即興演奏などを本業としています。

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