「音楽理論の知識がないと作曲や即興演奏はできない」…こう思われているかもしれません。
作曲や即興演奏など、音楽を生み出すにあたって音楽理論の知識は必須でしょうか?今回はそれをご一緒に考えていきましょう。
「音楽の才能」…こんな言葉を、おそらくあなたも聞いたことがあると思います。
音楽を生み出すのに「才能」は必要でしょうか?今回はそれをご一緒に考えていきましょう。
そもそも絶対音感とは何でしょうか?絶対音感というのは、聞こえた音の高さを何とも比べずに認識できる感覚のことです。
お子さんをお持ちの方や、将来の子育てを考えておられる方の中ではしばしば話題になる「絶対音感」。そもそも本当に必要でしょうか?適度な絶対音感を持ち、音楽家として活動してきた筆者の目線から振り返ってみます。
私たちはなぜ音楽教育を受けるのでしょうか?
そして音楽教育の目的を考えたとき、その目的を果たすためにいちばんよい方法は何でしょうか?今回はそれをご一緒に考えていきましょう。
ここでは音楽学校や音楽大学などで行われる専門教育ではなく、日本の幼稚園〜高校の一般教育の中で行われている音楽の授業について扱います。
音楽を始めたい(始めさせたい)ので、まずは楽器を買わないと、と思っていらっしゃる方へ。まず一度落ち着いて考えてみましょう。「楽器」とは何でしょうか?
おそらくほとんどの方は「音楽を演奏するための道具」と考えておられると思います。
私も同じ考えなので、そういう前提で少し話を進めてみましょう。
突然ですが、「音」を出してみてください。
出せましたか?では次に「音楽的に」音を出してみてください。
どんな違いがありましたか?ここに、今のあなたにとっての「音楽」が表れています。
小山和音
こやま・かずね
音楽家。楽器や楽譜を自分でデザインしてゼロから音楽をつくる音楽教室+ワークショップ(音楽教育の新しいかたちを作る) / 音楽や音声に特化したインタラクティブシステム(音の生まれるしくみを作る) / 耳をすませて外を歩くフィールドワークなど。お仕事のご依頼はお問い合わせフォームから。
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