グループを組み、ワークシートを片手に耳をすませて街や自然の中を自由に歩きながら、感じたままのことを語り合うフィールドワークです。チームビルディング 教育 アートセラピーなどあらゆる場面で応用できます。
外を歩いた後、全員集合してそれぞれのグループが撮(録)った動画や録音を見せたり聞かせたりしながら、どこを歩いて、どのようなことを感じて、ワークシートの質問にどう答えたかをシェアします。いつもと違う捉え方で外を歩いたり、他の人の音の聴き方を知ると、何か面白い発見があるかもしれません。
普段聞いているようで聞いていない「音の風景」に出会う、小さな旅に出てみませんか。
自由行動の前に、まずは参加者全員で特定の場所の音に耳をすませます。配布されたワークシートの問いかけに答えるための時間をとります。ワークシートにはこのような問いかけがあります:
ワークシートのおもて面では、まずその場所の音全体をひとつの「音風景」としてとらえながら、次の質問に答えます。
ワークシートのうら面では、その場所で聞こえてくる音ひとつひとつ(鳥の声、風の音など)に焦点をあてて、それぞれの音が次のどれに当てはまるかを考えてみます。
最初に決定したペアまたはグループで、自由に現地を歩いて、道中で聞こえてくる音に耳をすませます。ワーク中、立ち止まって音を聴くポイントを2ヶ所つくり、そこで聞こえた音について、ワークシートに記入するための時間をとります(ワークシートの内容は上に同じです)。
1 このフィールドワークでは屋外を長時間歩きます。当日体調が優れない場合は必ず参加を見送り、暑い時期は熱中症対策を、寒い時期は防寒を確実にしてください。
2 立ち入り禁止区域や崖など危険な場所には絶対に近づかないでください。路上を歩く際はワークシートや音を聴くことに気を取られずに、常に周囲の状況をよく確認しながら、ご自身の安全を最優先に行動してください。
3 自由行動中のあらゆる事故/紛失について、当方は責任を負いかねます。
訳 とても面白かったです。自分が聞いている音を「可視化」するという体験でした。目で見る風景と耳で「聴く」風景はまったく違い、目で見るという行為が耳で聴くという行為をある種妨げている。
訳 耳をすませて街の音を聴くという面白い体験でした。様々な音が現れては消え、そんな会話を人と交わしたこともなかったので。聴覚を通したまったく新しい体験です。