音の教室
「音」を学ぶ体験型講座
用途:
教育 など
「音」について自分の声を使いながら学んでいく体験型の講座です。
音って何だろう?あなたの声の特徴は?マイクやスピーカーの正しい扱い方は?───答えは音の教室で。
できる限り多くの動画・音声・体験を織り交ぜてあるので、音についての知識がゼロでも、10歳以上であればどなたでもご参加いただけます。
実施を依頼する
当日の流れ
第1部
60分
音とは何か?
実践 耳をすませてみる
音とは何か?
音はなぜ弱まっていくのか?
体験 音の高さ:近所迷惑を防ぐには?
音速:なぜ花火の音は遅れて聞こえるのか?
体験 反響/反射:やまびこ、お風呂場の音のしくみ
体験 フラッターエコー:手を叩くと聞こえる変な音
回折:遮音壁があっても音が漏れるのはなぜか?
屈折:夜、遠くの音が聞こえやすいのはなぜか?
体験 共鳴/共振:怪奇現象の正体?
体験 音色/フォルマント:あなたの声を「見て」みよう
体験 マスキング:電車内で会話しづらいのはなぜか?
カルマン渦:なわとびの音はなぜ鳴るのか?
ドップラー効果:通り過ぎる救急車の音
サイマティクス:音がつくり出す模様
衝撃波:雷の音のしくみ
無響室:ふだん聞いている音はウソの音?
第2部
60分
音と人間
音が聞こえるしくみ
なぜ耳は二つあるのか?
声が出るしくみ
体験 可聴域と発音域:コウモリは超音波を出している?
体験 モスキート音:若者にしか聞こえない音?
体験 加齢と聴力:歳をとるとこんな風に聞こえる
雑音と騒音:どんな音楽でも雑音になる?
体験 骨伝導:録音された自分の声が気持ち悪いのはなぜか?
体験 カクテルパーティー効果:うるさい場所で会話ができるのはすごいこと
体験 ミッシングファンダメンタル:聞こえないはずの音が聞こえる
赤ちゃんが聞く音:「胎教」に効果はあるのか?
絶対音感/相対音感:ほとんど誰でも相対音感を持っている?
色聴/音視:色が聴こえる?
体験 音と映像の関係
音の大きさ:本当は危険な「音」
第3部
60分
音の技術
身のまわりのスピーカー・マイク
スピーカーのしくみ
ヘッドフォンの種類:イヤホンという呼び方は存在しない?
エイジング:スピーカーやヘッドフォンも「慣らし運転」が必要
ステレオ、モノラル、サラウンド、etc.:音の聞き方で呼び方が違う
指向性:自分には聞こえて隣の人には聞こえない音を出す
LRAD(長距離音響装置):音で人を撃退する方法
マイクのしくみ
音響機器の取り扱い:数百万円の機材を弁償しないために
体験 ハウリング:マイクを持って「キーン」となるのを防ぐには?
ノイズキャンセラー:音で音を消す技術
体験 コンプレッサー/リミッター:テレビ、ラジオ、CDであたりまえの技術
体験 ピッチシフター:「音声は変えています」を体験
第4部
20分+
質問タイム
講座の中でもう一度説明してほしいこと、さらに詳しく聞きたいことなど、お答えできる範囲でご質問を受け付けます。
いただいたご感想
面白かったし楽しかったです。なかなかこういうものが少ないので、良い経験になりました!動画や実演などであきさせない工夫が多数あり、熱意を感じた。
— 2012/9/15 上前津(名古屋市)
”音”って普段触れているけれど、案外考えていなかったり、気付けてないものが沢山あるんだなって。楽しかったです!!
— 2012/7/7 新栄(名古屋市)
中学の理科とかで音の波についてちらりと勉強したことはあったけれど、「音」についてもっと深く知る機会は今まで全くなかったので、どれもとても興味深く聞けました。
— 2012/8/24 上通(熊本市)
音について様々な角度から知ることができました。体験が多く、わかりやすかったです。日常の音を例にしたものが多かったので、身近で感じていたソボクな疑問を解消できました。
— 2012/8/10 上前津(名古屋市)
身近すぎる、当たり前にある音についていろいろな角度からとらえたり、考えたりできて楽しかったです。音を「視覚化」した部分もとてもおもしろかった。これからの日常のいろいろで「おっ」と思うことが少し増えるかなぁと思うと、ちょっと嬉しいです。ありがとうございました。
— 2012/8/10 上前津(名古屋市)
ラジオで喋る者として、源である”音”について知りたかったので参加しました。深いなという思いが、今一番感じていること。音も楽しむという観点で、もっとラジオを楽しくしていきたいなと感じました。
— 2012/8/10 上前津(名古屋市)
今日は音を知ることから、人間の体の不思議とすごさを知りました。体の機能がもっとシンプルだったり、危険を察知する必要のない世界だったら、目や耳は1つだったかもしれないし、もっと危険な状況だったら、また別の体の仕組みができていたかもしれないと思うとおもしろかったです。
— 2012/11/23 上前津(名古屋市)
ご依頼承ります
ワークショップはご依頼を受けての実施となります。日本国内に限らず開催でき、教育機関向けのプログラムとしてアレンジも可能です。ご依頼フォームから、お気軽にご相談ください。開催の必要条件は以下のとおりです。
言語
英語・日本語
所要時間
3時間
(短縮・分割も可能です)
催行人数
4名~会場の定員
(上限はありません)
対象年齢
10歳〜
参加者の持ち物
メモするもの
必要な設備
比較的静かな空間
スクリーン
(または白い壁・ホワイトボードなど)
コンセント(約400W使用)
映写面が見えやすい位置に人数分の椅子
エアコン(現地の気候次第)
必要な
スタッフ
受付
写真撮影
動画撮影
※兼任でも結構です。ご相談ください
実施費用
企業・その他団体向け
ユーロ:€450,-* 〜
日本円:¥56,000* 〜
個人・非営利団体向け
ユーロ:€90,-* 〜
日本円:¥11,500* 〜
* ワークショップを短縮する場合はそれに応じて費用も減額いたします。
* 会場までの往復交通費、および遠方の場合は宿泊費が加算されます。
お支払い
方法
クレジットカードまたはデビットカード(Visa、Maestro、Discover、American Express、JCB)
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以下を明記していただけると幸いです。
会場について(都市・国または地域)
開催日
開催言語
持ち時間
対象年齢層
予想参加人数
ご予算
プレスキット
ご希望の場合はこちらからご連絡ください。
あなたも主催者に
このワークショップは、どなたでもご自由に開催することができ、内容をアレンジすることも可能です。ただし〈考案者:小山和音〉であることを明記してください。不明な点がありましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください。このワークショップはクリエイティブ・コモンズ 表示 3.0 非移植でライセンスされています。