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Loopの耳栓はどれがいい?全種類の違いを徹底比較

公開 2025年10月11日
更新 2026年1月8日
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Loop(ループ)Dream、Quiet 2(Plus)、Experience 2(Plus)、Engage 2(Plus)、Switch 2など9種類の耳栓の違いを比較し、目的別のおすすめ(どれがいいか)をまとめました。

Quiet 2とQuiet 2 Plusの違い、Experience 2とExperience 2 Plusの違い、Engage 2とEngage 2 Plusの違いについても解説します。

もくじ

目的別のおすすめ耳栓

それぞれの耳栓については記事内で詳しく解説していますが、結論だけ知りたい方はこちらからお選びください。

発表会・コンサートなどに行く

ポップスやロックのライブに行く

安くてしっかりした耳栓がほしい/仕事や勉強に集中したい

睡眠時の騒音(いびきなど)に悩まされている

様々なシチュエーションに対応したい方/聴覚過敏の方

子育てをしている(遮音よりも会話重視)

子育てをしている(会話よりも遮音重視)

こども向けの耳栓を探している

Loop(ループ)について

Loop(Loop BV)は、2016年にベルギーで創業し、世界各国で耳栓(イヤープラグ)を販売しているメーカーです。

10年にわたり行ってきた30,000時間を超えるテストと6,000件以上の音響計測データに基づいて設計され、Loopの耳栓ユーザーは世界中で1,400万人を超えています1

耳栓のデザイン・設計はベルギー、製造は中国で行っているとのことです。

Loopの耳栓の違いを比較

2025年12月現在、日本国内では下記の耳栓を販売しています。

たくさんあり混乱するかもしれませんが、ざっくりと方向性で分けると下記の4系統に絞られます。

  • Dream(ドリーム)系:睡眠に特化したモデル
  • Quiet(クワイエット)系:遮音に特化したモデル
  • Experience(エクスペリエンス)系:ライブやコンサートに特化したモデル
  • Engage(エンゲージ)系:子育てや会話に特化したモデル

Plus(遮音性を高めたモデル)やこども向けモデル、コラボレーションモデルなどは、これらうちのどれかの派生モデルです。

Quiet・Experience・Engageを1つの耳栓にまとめてシーンに応じて切り替えられるようにしたようなモデルがSwitch(スイッチ)です(それぞれの遮音バランスはQuiet 2、Experience 2、Engage 2とは同じではありません)。

製品名に付いている数字は世代を表しています。2025年12月現在、Dream以外はすべて「2」(第2世代)となっています。

Loopの耳栓はどれも再利用を前提として設計されていますので、イヤホンのように一度買ってしまえば何年も使うことができます(スポンジの耳栓のようにすぐにへたって買い替え、ということにもなりません)。

系統方向性平均遮音レベル
(SNR)
カラーイヤーピース耳栓のみ耳栓+ストラップ

Dream(ドリーム)
Dream系睡眠に特化したモデル27 dBブラック
ライラック
ピーチ
XS (シリコン)
S (シリコン)
M (シリコン)
L (シリコン)
XS (ダブル)
S (ダブル)
M (ダブル)
L (ダブル)
Amazon 楽天 楽天

Quiet 2(クワイエット2)
Quiet系遮音に特化したモデル24 dBバイオレット
ホワイト
ブラック
ミント
XS
S
M
L
Amazon 楽天 楽天

Quiet 2 Plus
(クワイエット2プラス)
Quiet系Quiet 2の遮音性を高めたモデル26 dB(Ear Tips)
27 dB(Double Tips)
パープル
ホワイト
ブラック
ミント
XS (Ear Tips)
S (Ear Tips)
M (Ear Tips)
L (Ear Tips)
XS (Double Tips)
S( Double Tips)
M (Double Tips)
L (Double Tips)
入手不可 入手不可

Experience 2
(エクスペリエンス2)
Experience系ライブやコンサートに特化したモデル17 dBシルバー
ブラック
ゴールド
ローズゴールド
RDCスペシャルエディション
Tomorrowlandホログラフィックブラック
Tomorrowlandホログラフィックルビー
スワロフスキー
XS
S
M
L
Amazon 楽天 楽天

Experience 2 Plus
(エクスペリエンス2プラス)
Experience系Experience 2の遮音性を高めたモデル17 dB
20 dB(Loop Mute装着時)
ゴールド
ブラック
シルバー
ローズゴールド
XS (シリコン)
S (シリコン)
M (シリコン)
L (シリコン)
S (フォーム)
M (フォーム)
L (フォーム)
Amazon 楽天 セット販売なし/ストラップ単体はこちら:
Amazon 楽天

Engage 2(エンゲージ2)
Engage系子育てや会話に特化したモデル16 dBクリア
ダスク
グリーン
ローズ
XS
S
M
L
Amazon 楽天 楽天

Engage 2 Plus
(エンゲージ2プラス)
Engage系Engage 2の遮音性を高めたモデル16 dB
25 dB(Loop Mute装着時)
クリア
ダスク
グリーン
ローズ
XS (シリコン)
S (シリコン)
M (シリコン)
L (シリコン)
S (フォーム)
M (フォーム)
L (フォーム)
Amazon 楽天 セット販売なし/ストラップ単体はこちら:
Amazon 楽天

Engage Kids 2
(エンゲージ キッズ2)
Engage系Engageのこども(6〜12歳)向けモデル16 dBベリーブルー
ウォーターメロンレッド
オーシャンオレンジ
XXS
XS
S
M
Amazon 楽天 セット販売なし/ストラップ単体はこちら:
Amazon 楽天

Switch 2(スイッチ2)
1台3役の万能モデル20 – 26 dBエメラルド
ブラック
ゴールド
シルバー
McLarenパパイヤ
XS
S
M
L
Amazon 楽天 楽天

Plusモデルの違い

Plusがつくモデルはつかないモデルの遮音性を高めたものですが、それ以外にも細かな違いがあります。

Quiet 2とQuiet 2 Plusの違い

Quiet 2 Plusは、Quiet 2の遮音性を高めたモデルです。

Quiet 2も比較的高い遮音性を持ちますが、Quiet 2 Plusでは遮音性の異なる2種類のイヤーピースから選べます。

2025年12月現在、Quiet 2 Plusは公式サイト・Amazon・楽天市場のいずれにおいても販売されていないため、より高い遮音性が必要な場合はSwitch 2をご検討ください。

製品名
Quiet 2

Quiet 2 Plus
方向性遮音に特化したモデルQuiet 2の遮音性を高めたモデル
耳栓のみ Amazon 楽天 入手不可
耳栓+ストラップのセット 楽天 入手不可
平均遮音レベル24 dB26 dB(Ear Tips)
27 dB(Double Tips)
イヤーピースXS、S、M、LEar Tips(XS、S、M、L)
Double Tips(XS、S、M、L)
専用ケース 付属 付属
カラーホワイト
ブラック
バイオレット*
ミント
*Amazonでは「パープル」表記
ホワイト
ブラック
パープル*
ミント*
*公式楽天市場店では販売されていないようです
遮音性能の測定・算出規格 EN 352-2:2020 EN 352-2:2020
保証期間2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)

Experience 2とExperience 2 Plusの違い

Experience 2 Plusは、Experience 2の遮音性を高めたモデルです(Loop Muteというオプションを装着することで遮音性を高めます)。

Experience 2 Plusには素材の異なる2種類のイヤーピースが付属します。

ただし下記の限定カラー・限定モデルがあるのはExperience 2のみで、Experience 2 Plusにはありません。

  • RDCスペシャルエディション
  • Tomorrowlandホログラフィックブラック
  • Tomorrowlandホログラフィックルビー
  • スワロフスキー

遮音性の観点からは、教室の発表会や室内楽のコンサート、オーケストラ程度の音量であればExperience 2、大規模な会場で行われるポップスやロックなどのライブではExperience 2 Plusをおすすめします。

製品名
Experience 2

Experience 2 Plus
方向性ライブやコンサートに特化したモデルExperience 2の遮音性を高めたモデル
耳栓のみ Amazon 楽天 Amazon 楽天
耳栓+ストラップのセット 楽天 セット販売なし/ストラップ単体はこちら:
Amazon 楽天
平均遮音レベル17 dB17 dB
20 dB(Loop Mute装着時)
イヤーピースXS、S、M、Lシリコン(XS、S、M、L)
フォーム(S、M、L)
専用ケース 付属 付属
カラーシルバー
ブラック
ゴールド
ローズゴールド
RDCスペシャルエディション
Tomorrowlandホログラフィックブラック
Tomorrowlandホログラフィックルビー
スワロフスキー
ゴールド
ブラック
シルバー
ローズゴールド
遮音性能の測定・算出規格 EN 352-2:2020 EN 352-2:2020
保証期間2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)

Engage 2とEngage 2 Plusの違い

Engage 2 Plusは、Engage 2の遮音性を高めたモデルです(Loop Muteというオプションを本体に装着することで遮音性を高めます)。

Engage 2に付属するイヤーピースは1種類4サイズのみですが、Engage 2 Plusには素材の異なる2種類7サイズのイヤーピースが付属します。

製品名
Engage 2

Engage 2 Plus
方向性子育てや会話に特化したモデルEngage 2の遮音性を高めたモデル
耳栓のみ Amazon 楽天 Amazon 楽天
耳栓+ストラップのセット 楽天 セット販売なし/ストラップ単体はこちら:
Amazon 楽天
平均遮音レベル16 dB16 dB
25 dB(Loop Mute装着時)
イヤーピースXS、S、M、Lシリコン(XS、S、M、L)
フォーム(S、M、L)
専用ケース 付属 付属
カラークリア
ダスク
グリーン
ローズ
クリア
ダスク
グリーン
ローズ
遮音性能の測定・算出規格 EN 352-2:2020 EN 352-2:2020
保証期間2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)

方向性が似ているモデルの違い

Loop Quiet 2とLoop Dreamの違い

Quiet 2とDreamは方向性が似ているようにも見えますが、Quiet 2はどちらかといえば日常生活〜仮眠までを想定した万能寄り耳栓、Dreamは睡眠だけに特化した耳栓、と位置付けられています。

本体のリング状の部分はQuiet 2よりもDreamの方がやわらかく、Dreamの方が横になった時の圧迫感を感じにくい設計です。

Quiet 2のイヤーチップは1種類のみであるのに対し、Dreamのイヤーピースは楕円形のシリコンチップと円形のダブルチップの2種類から選べます。

Quiet 2はDreamのおよそ半額と、Loopの耳栓の中で最も安いモデルですので、まずはQuiet 2を試してみて圧迫感を感じるようであればDreamへ乗り換え(日常生活はQuiet 2、寝る時はDreamで分ける)、というのもよいかもしれません。

Quiet 2については下記の記事で詳しくレビューしています。

製品名
Quiet 2

Dream
方向性遮音に特化したモデル睡眠に特化したモデル
耳栓のみ Amazon 楽天 Amazon 楽天
耳栓+ストラップのセット 楽天 楽天
平均遮音レベル24 dB27 dB
イヤーピースXS、S、M、Lシリコン(XS、S、M、L)
ダブル(XS、S、M、L)
専用ケース 付属 付属
カラーホワイト
ブラック
バイオレット*
ミント
*Amazonでは「パープル」表記
ブラック
ライラック
ピーチ
遮音性能の測定・算出規格 EN 352-2:2020 EN 352-2:2020
保証期間2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)

Loop Quiet 2とLoop Switch 2の違い

Quiet 2とSwitch 2は同じ「万能系」として方向性が似ていますが、明確な違いはモード切り替えの有無価格です。

Quiet 2にモードの切り替えはありませんが、Switch 2はEngage・Experience・Quietという3つのモードを搭載しており、シチュエーションによってその場ですぐに遮音レベル・遮音バランスの切り替えが可能です。

この2モデルは価格も大きく違いますので、予算が限られている方にはQuiet 21台で様々なシチュエーションに対応したい方にはSwitch 2が最適です。

Quiet 2とSwitch 2についてはそれぞれ下記の記事で詳しくレビューしています。

製品名
Quiet 2

Switch 2
方向性遮音に特化したモデル1台3役の万能モデル
耳栓のみ Amazon 楽天 Amazon 楽天
耳栓+ストラップのセット 楽天 楽天
平均遮音レベル24 dB20 dB(Engageモード)
23 dB(Experienceモード)
26 dB(Quietモード)
イヤーピースXS、S、M、LXS、S、M、L
専用ケース 付属 付属
カラーホワイト
ブラック
バイオレット*
ミント
*Amazonでは「パープル」表記
エメラルド
ブラック
ゴールド
シルバー
McLarenパパイヤ
遮音性能の測定・算出規格 EN 352-2:2020 EN 352-2:2020
保証期間2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)2年間(Loop Earplugs公式楽天市場店)

Loopの各耳栓の細かな違いを比較

遮音性能で比較

Quiet 2(左)・Switch 2(中央)・Dream(右)のパッケージ

Loopの耳栓の遮音性をグラフにまとめてみると次のようになります。

グラフの左は低い音の成分、右は高い音の成分で、グラフの上へ行くほどその音の高さでの遮音性能が高いということを表しています。

これは理論上の数値ですので、実際に耳に届く音にはある程度の個人差が見込まれます。

タイトル下の製品名をタップ/クリックするとその製品の線を非表示にできます。

各周波数における遮音レベル一覧を見る
63
Hz
125
Hz
250
Hz
500
Hz
1000
Hz
2000
Hz
4000
Hz
8000
Hz
平均
Dream23.522.523.223.724.832.932.735.427.3
Quiet 2 Plus
(Ear Tips装着時)
23.324.120.921.325.931.033.024.426.0
Quiet 2 Plus
(Double Tips装着時)
26.026.025.624.524.633.331.636.327.0
Experience 220.721.718.619.321.124.120.212.319.8
Experience 2 Plus (Loop Mute装着時)19.319.417.017.920.627.222.818.120.3
Engage 28.110.310.911.214.921.721.721.015.0
Engage 2 Plus
(Loop Mute装着時)
23.324.120.921.325.931.033.024.325.5
Switch 2
(Quietモード)
21.422.622.021.324.431.734.136.126.7
Switch 2
(Experienceモード)
21.222.421.720.321.428.229.322.323.4
Switch 2
(Engageモード)
17.019.018.516.519.526.924.620.520.5

どの耳栓も、人間が最も敏感な3kHz(3,000Hz)付近で特に高い遮音値となるようにチューニングされているようです。

この中で最も平均遮音性能が高いのはQuiet 2 Plus、最も低いのはEngage 2です。

Loop Muteというリング状のオプションフィルターを装着することで、Experience 2 Plusでは-3dB、Engage 2 Plusでは-9dBのノイズ低減効果があるとされています。

SNR値を見るとEngage 2 Plusでは確かに大幅に遮音性能が上がっていますが、Experience 2 Plusでは聞こえ方が多少変化する程度にとどまっているようです。

Dreamはイヤーピース/フィルターが1種類のみですが、Quiet 2 PlusにはEar Tips・Double Tipsという2種類のイヤーピース、Switch 2にはQuiet・Experience・Engageという3つのモードがあり、それぞれ遮音性が異なります。

Switchにある3つのモードは、それぞれ単体として販売されている3種類の耳栓の名前がついているのですが、音の高さごとの遮音性能は必ずしも一致しません(例えばQuiet 2と、Switch 2のQuietモードでの音の聞こえ方は同じではありません)。

ケースで比較

Quiet 2(左)・Switch 2(中央)・Dream(右)のケース

Loopの耳栓にはいずれも専用のケースが付属します。

Quiet 2・Switch 2との比較では、Dreamのケースのみ他のモデルよりひとまわり大きく、100円玉と比較するとこのようなサイズ感です。

Quiet 2とSwitch 2のケースにはキーチェーンなどに取り付けるためのストラップが付いていますが、Dreamのケースには付いていません。

Quiet 2(左)・Switch 2(中央)・Dream(右)のケースを開けたところ

どのケースも貝殻のように開き、閉まるときはパチッという感触があります。

Quiet 2とSwitch 2のケースはそれぞれ耳栓本体が溝に収まるかたちですが、Dreamのケースに溝はなく、ただ転がっているだけの状態です。

イヤーピースで比較

Quiet 2(左)・Switch 2(中央)・Dream(右)のイヤーピース

それぞれ下記のイヤーピースが付属します。

Quiet 2 PlusXSサイズ(直径8mm)のEar Tips
Sサイズ(直径10mm)のEar Tips
Mサイズ(直径11mm)のEar Tips
Lサイズ(直径12mm)のEar Tips
XSサイズ(直径8mm)のDouble Tips
Sサイズ(直径10mm)のDouble Tips
Mサイズ(直径11mm)のDouble Tips
Lサイズ(直径12mm)のDouble Tips
Switch 2XSサイズ(直径8mm)
Sサイズ(直径10mm)
Mサイズ(直径11mm)
Lサイズ(直径12mm)
DreamXSサイズ(直径8mm)のシリコンチップ
Sサイズ(直径10mm)のシリコンチップ
Mサイズ(直径11mm)のシリコンチップ
Lサイズ(直径12mm)のシリコンチップ
XSサイズ(直径8mm)のダブルチップ
Sサイズ(直径10mm)のダブルチップ
Mサイズ(直径11mm)のダブルチップ
Lサイズ(直径12mm)のダブルチップ

装着イメージで比較

Quiet 2(左)・Switch 2(中央)・Dream(右)の装着イメージ(横から)

それぞれ、横からはこのように見えます。

Switch 2のみシルバーのため少々存在感がありますが、ブラックを選べばQuiet 2とほとんど同じ見た目になります。

Quiet 2(左)・Switch 2(中央)・Dream(右)の装着イメージ(正面から)

耳の外へのはみ出しが少ないため、どのモデルも正面からはほとんど見えません。

リング状の部分の硬さは、Switch 2 > Quiet 2 > Dreamの順に柔らかくなっていきます。Switch 2を耳に付けたまま横になると圧迫感がありますが、Dreamであれば耳に馴染みます。

ストラップ(Loop Link)の装着可否で比較

Loop Link(左)とLoop Linkのケース(右)

Loop Linkと呼ばれるストラップで左右の耳栓を結ぶことで、耳から外した耳栓をケースに戻さずに首にかけることができます。

Loop Link本体にマグネットが内蔵されているため、左右の耳栓が1つに合わさってネックレスのような状態になります。

Loop LinkはLoopのすべての耳栓に装着できます。

楽天市場では、Loopの多くの耳栓がこのLinkとセットで販売されており、耳栓本体とLinkをそれぞれ単体で購入するよりも安く入手できます

Loopの耳栓はどれがいいか

目的・シチュエーションによって、おすすめできる耳栓が変わってきます。

ライブ行くと耳鳴りがする:Loop Experience 2(Plus)

WHO(世界保健機関)やNIOSH(アメリカ国立労働安全衛生研究所)などが公表しているガイドラインでは、ヒトには1週間や1日あたりにさらされる騒音の上限がある、としています23

耳栓をしない状態でライブに行ったりスタジオ練習を繰り返したりすると簡単にこの上限を超えてしまい、聴覚にダメージを受ける可能性があります(詳しくは下記の記事で解説しています)。

コンサートやライブに行くことがある方には、Loopがコンサート・ライブ用として位置付けているExperience 2、またはExperience 2 Plusが最適です。

Experience 2 PlusはExperience 2の遮音性を高めたモデルとされていますが、公開されている遮音レベル表をよく見てみると、Experience 2 Plusが常にExperience 2よりも高い遮音レベルというよりは、この2つはキャラクター(得意な音域)が違う、と捉えた方がよさそうです。

遮音性は下記のとおりです。

  • Experience 2:公式ページ上では平均17dB・遮音レベル表から平均値を計算すると19.8dB
  • Experience 2 Plusに付属するLoop Mute装着時:平均20dB

Loop Experience 2(Plus)の遮音バランスは下記のとおりです。

グラフの横軸にある「63」は身体にズンズン響くような低音、「2000」と「4000」の間あたりはヒトの耳が最も敏感な高さ、「8000」はキラキラと聞こえるような高音を表し、グラフの線が下にあるほどその高さの音は通しやすく(聞こえやすく)、上にあるほど通しにくい(聞こえづらい)ことを表しています。

グラフを見る限りではExperience 2とExperience 2 Plusにそこまで大きな違いはなく、どちらかといえばExperience 2の方が低音域〜中音域に強く高音域に弱い耳栓、Experience 2 Plusの方が低音域〜中音域に弱く高音域に強い耳栓、といえそうです。

ヒトの耳は音の高さによって聞こえやすさが違い、低い音から高くなるほどだんだんと敏感になっていき、3000Hz周辺が聞こえやすさのピーク(最も敏感な高さ)となり、そこからさらに高くなると鈍感になっていきます。

この2つの耳栓を比較すると、Experience 2 Plusの方がヒトの敏感な高さの音に対して強いことがわかりますので、迷ったら発表会や室内楽・オーケストラなど比較的音が小さめのコンサートに行かれる方はExperience 2、ポップスやロックなど音が大きいライブ・フェスに行かれる方はExperience 2 Plus、というチョイスでよいのではと思います。

シチュエーション最適なモデル耳栓のみ耳栓+ストラップ
発表会・コンサートなどに行く
Loop Experience 2
Amazon 楽天 楽天
ポップスやロックのライブに行く
Loop Experience 2 Plus
Amazon 楽天 セット販売なし/ストラップ単体はこちら:
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安くてしっかりした耳栓がほしい/仕事や勉強に集中したい:Loop Quiet 2

Loop Quiet 2 Plus

安くてクオリティの高い耳栓を探している方や、仕事や勉強などに集中したい方にはQuiet 2がおすすめです。

Quiet 2はLoopの耳栓の中では最も安く手に入りますが、平均遮音性能は平均24dBとLoopの耳栓の中でも比較的高く、コストパフォーマンスに優れた耳栓です。

危険のある(異常を音で察知したり、警報音などに気づく必要がある)業務では絶対に使用しないでください。

Loop Quiet 2についてはこちらの記事で詳しくレビューしています。

Loop Quiet 2の遮音バランスは概ね下記のとおりです。

シチュエーション最適なモデル耳栓のみ耳栓+ストラップ
安くてしっかりした耳栓がほしい/仕事や勉強に集中したい
Loop Quiet 2
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睡眠時の騒音(いびきなど)に悩まされている:Loop Dream

Loop Dream

いびきなど、寝ている時の騒音に悩まされている方にはDreamをおすすめします。

遮音性は平均27dBとLoopの耳栓の中で最も高く、SNR値を公開している他社の耳栓と比べてもトップクラスです。

睡眠に特化したLoop Dreamはイヤーピース・ステム(リング)ともにやわらかいシリコン製であり、耳からのはみ出しも最小限に抑えられています。

Loop Dreamの装着イメージ(正面から)

横向き(耳が枕に当たった状態)になっても筆者の場合は圧迫感を感じませんでした。

Loop Dreamの遮音バランスは下記のとおりです。

シチュエーション最適なモデル耳栓のみ耳栓+ストラップ
睡眠時の騒音(いびきなど)に悩まされている
Loop Dream
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様々なシチュエーションに対応したい方/聴覚過敏の方:Loop Switch 2

Loop Switch 2

聴覚過敏などで日頃から耳栓を付ける時間が長い、あるいは様々なシチュエーションにすぐ対応したい方はSwitch 2が便利です。

多くの耳栓では遮音の度合いやバランスを変えることができず、できたとしてもフィルターを交換する必要があるため、状況の変化にすぐ対応したい場合は複数の耳栓を持ち歩く必要がありました。

このSwitch 2では

  • 遮音を重視した「Quiet」(遮音値は平均26dB
  • ライブや映画などを楽しむための「Experience」(遮音値は平均23dB
  • 会話を可能にする「Engage」(遮音値は平均20dB

という3つのモードを、耳栓本体のリングを回すだけで切り替えられるようになっています(1台3役です)。

例えば音を聞く必要がない間はQuietモード、イベントが始まったらExperienceモードに切り替えて楽しみつつ、話しかけられた時や店員さんと会話をする時はEngageモードに切り替える、といった柔軟な使い方ができます。

Switch 2については、こちらの記事で詳しくレビューしています。

Loop Switch 2の各モードの遮音バランスは下記のとおりです。

シチュエーション最適なモデル耳栓のみ耳栓+ストラップ
様々なシチュエーションに対応したい方/聴覚過敏の方
Loop Switch 2
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子育てをしている/会話をしながら使いたい:Loop Engage 2 (Plus)

お子さんとコミュニケーションは取りたいけれど泣き声や騒ぎ声に疲れてしまった方には、Engage 2(Plus)がおすすめです。

Engage 2(Plus)は、音をすべてブロックするのではなく、不要な音の成分を限りなく減らしつつ、会話に必要な音の成分が耳に届くよう緻密に設計されています。

Engage 2 Plusは、Engage 2の遮音性を高めたモデルです(Loop Muteという部品を本体に装着することで遮音性を大幅に高めます)。

グラフを見る限り、Engage 2とEngage 2 Plusには大きな違いがあることがわかります。

そのため遮音よりも会話を重視したい場合はEngage 2、逆に会話よりも遮音を重視したい場合はEngage 2 Plus、という選択がよいのではと思います。

シチュエーション最適なモデル耳栓のみ耳栓+ストラップ
遮音よりも会話を重視したい
Loop Engage 2
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会話よりも遮音を重視したい
Loop Engage 2 Plus
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こども向けの耳栓を探している:Loop Engage Kids 2

Engage Kids 2は、Loopの中で唯一のこども向け耳栓です。

対象年齢は6〜12歳とされています。

Loopの通常の(大人向けの)耳栓に付属するイヤーピースは最小のものでも「XS」ですが、Engage Kids 2にはそれよりもひとまわり小さな「XXS」が付属します(その代わり、最大のイヤーピースは「M」です)。

カラーも大人向けにはない下記の3種類から選べます。

  • ベリーブルー
  • ウォーターメロンレッド
  • オーシャンオレンジ

Engage Kids 2の平均遮音レベルは16dBですが、遮音バランス(音の高さごとの遮音レベル)は公式サイトに記載されていないため、Loop本社に問い合わせ中です(返答があり次第追記します)。

シチュエーション最適なモデル耳栓のみ耳栓+ストラップ
こども向けの耳栓を探している
Loop Engage Kids 2
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参考文献・出典

  1. Loop Japan 公式ホームページ ↩︎
  2. WHO Environmental noise guidelines for the European Region,
    section 3.5, Recommendation for leisure noise exposure. Copenhagen:
    World Health Organization; 2018 ↩︎
  3. NIOSH [1998]. Criteria for a recommended standard: occupational noise exposure. DHHS (NIOSH) Publication Number 98-126. ↩︎

筆者

profile
小山 和音
音楽家

世界にひとつだけのオリジナルの楽器をデザインし、五線譜ではない楽譜やドレミではない音律をグループで話し合って作り、それらを使って音楽をゼロから創作する音楽教育プログラムを中心に、音(楽)にまつわるユニークな取り組みをしています。お仕事のご依頼やコラボレーションのご提案など、お気軽に!

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