「音楽理論の知識がないと作曲や即興演奏はできない」…こんなフレーズを耳にされたことがあるかもしれません。あるいはご自身で、音楽を生み出すのには音楽理論の勉強が必要だと思われているかもしれません。
作曲や即興演奏など、音楽を生み出すにあたって音楽理論の知識は必須でしょうか?今回はそれをご一緒に考えていきましょう。
「音楽の才能」…こんな言葉を、おそらくあなたも聞いたことがあると思います。
音楽を生み出すのに「才能」は必要でしょうか?今回はそれをご一緒に考えていきましょう。
そもそも絶対音感とは何でしょうか?絶対音感というのは、聞こえた音の高さを何とも比べずに認識できる感覚のことです。
お子さんをお持ちの方や、将来の子育てを考えておられる方の中ではしばしば話題になる「絶対音感」。そもそも本当に必要でしょうか?適度な絶対音感を持ち、音楽家として活動してきた筆者の目線から振り返ってみます。
今も昔も多くの人が日々「音楽の授業」、つまり音楽教育を受けています。しかしなぜそのようなものが存在するのでしょうか。そして音楽教育をする目的と照らし合わせたとき、何がベストな方法なのでしょうか?今回はそれをご一緒に考えていきましょう。
ここでは音楽学校や音楽大学などで行われる専門教育ではなく、日本の幼稚園〜高校の一般教育の中で行われている音楽の授業について扱います。
騒音に悩まされているとき、音楽でかき消すのもひとつの手ですが、逆にこちらが近所迷惑になったり自分が耳を痛めたり、集中の妨げになってしまう可能性があります。当事者どうしの話し合いや訴訟などではなく、音響的な視点からみた7つの方法をまとめました。
音楽を始めたい、あるいは始めさせたいと思っていらっしゃる方へ。楽器店に足を運ぶ前にまず一度立ち止まって考えてみましょう。「楽器」とは何でしょうか?
ここではできるだけ広い解釈をして、「楽器」とは「音楽を演奏するための道具」であるという前提で話を進めます。
突然ですが、「音」を出してみてください。
出せましたか?では次に「音楽的に」音を出してみてください。
どんな違いがありましたか?その違いにこそ、今のあなたにとっての「音楽」が表れています。
音の聴き方。おかしな言葉です。
しかし、この言葉に意義が生まれるほどにまで、音は環境から分離されてきました。24時間365日聞こえているのに、「音」を私たちが意識することはなかなかありません。
小山和音
こやま・かずね
音楽家。「評価しない・教えない・自分たちで作る」にフォーカスしたオンラインの音楽学校、音声や音楽に特化したソフトウェア開発、音や音楽を扱うワークショップや講座、音楽レッスン、作曲・即興演奏などを本業としています。
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